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2005/04/30

殺し屋シュウ

2


『おれの名前、本当はオサムっていうんだけど』
おれの腕の中で、二人がくすりと笑った。

著:野沢尚

何を考えたものか、一時間以上早く出勤してしまったのでw、
駅を降りてから少し時間つぶしにドトールに。
お供として何と無しに買いました本です。


シュウ。大学文学部の研究員として普通の生活を送る若者。
月給は手取り22万。
依頼が入れば凄腕の殺し屋として人を殺す…
まぁ、特に奇をてらったプロットではありません。


でもシュウの「普通」さがこの小説の面白さではないかと。
凄惨な過去もありますが、しごくこの男は真っ当なのです。
世の中をクールに見てはいますが、
この程度のクールさは誰の心の中にもあるでしょう。
繊細な男ですが、自分に酔ってるわけではない。
どこにでもいそうな、普通の男性です。


アクションシーンも淡々と展開します。
「!」という感嘆詞が少ないこと少ないことw
(とは言え、銃器類に関してはある程度納得の描写です)

「センチメンタルな殺し屋」というアオリに偽りなしですね。
重厚なハードボイルドというよりは、ライトノベル風の味付けに感じました。
(それも意図的かも)


著者の野沢さんはシナリオライターとして有名な方だったんですね。
(ドラマ見ないもんで…)
既に他界されたとか。
この小説はドラマ化しても面白いと思いましたが、
読後にあとがきや見返しを見て納得。
それじゃ当たり前かw

ハリウッドよりも日本映画界の手でぜひ。
若手の俳優でTVシリーズ化でも良いかな?

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