« 基本はショートケーキ | トップページ | 「あれは…良いものだ」 »

2005/06/06

『オレ様化する子どもたち』

4121501713










著:諏訪 哲二
中央公論新社



まぁ、何と言いますか…
若い頃は「『先生』になぞなりたくないなぁ」と思っていたのに、
気が付くと「先生」と呼ばれる立場になっておりまして…



道楽の延長線上で、本人も意図しないうちに
子供たちと接する人生を送っておりますがw、
それでも接する子供達には「まっとう」かつ
「幸せ」になって欲しいなと思う訳ですよ。



現代の学校教育がどうなっているのかは子供居ませんので分かりませんが、
「………こりゃあ学校の先生は大変だなぁ」
と思う事はしばしばです(いつも?)。
ウチみたいに「体罰(じゃないつもりですが実力行使には違いない)」が
ある程度許容されるような組織でも大変なんですから、
実力行使しちゃいけない学校の先生はさぞかし…



現代教育論とは真っ向から対決しちまうかもしれませんが、
れん的には道場運営上、子供たちにしばしば言う事が



「ここではお前達は『王様』じゃねぇよ。オレが王様!」



です。


一人一人の個性に合わせた指導というのも「心がけて」はいますが、
どだいそんなの無理。
一人で何人も見なくちゃならないんですから。
それぞれの「小理屈」に付き合っているヒマは残念ながらありません。
それに道場はある種の技術と思想を教え込む場所ですから、
一応「型」にはハマって貰います。
堂々言いますが、一度は型にはめますよ。無理やりでも。



ウチの構成員(…表現が不適切か?)である以上、
「これはできなくちゃダメ」「ここは理解してもらわにゃならん」
という基準があります。
そこまで一応は到達してもらわなくちゃ仕方ないんですよ。
ですから「王様」は指導者であるれんです。
「王様」が媚びてレベル下げる訳にゃいかんのですね。



個性というものはあります。
どんな子にだってある。
皆、素晴らしいものを持ってます。
ただし、それは無制限の状態では決して個性として発揮されませんし、
下手すりゃ自分も周りもそれを個性として認識しない恐れがあります。
周りも、本人も一度は「型にはめる」努力をしてみる。
本人が「どうして僕は周りの人と同じようにできないんだろう…?」
と悩むくらいはめ込んでみて、それでもはみ出してしまうもの。
それが「個性」だと考えます。



皆がてんでバラバラの事をしている中で、誰が個性的か判別できます?w



ただ、そうやって努力しても、
「どうしようもなくはみ出してしまったもの」
についてはそれを認めてやります。
それがプラスであれマイナスであれ…です。
だって仕方ないじゃないですかw
工業生産品じゃあるまいし、人間だもの(みつ○)。
マイナスなら、マイナスがまともに出ないようにカムフラージュしたり、
コントロールする方法に持っていきますし、
プラスならそのまま伸ばします。



不思議なもんで、練習前後はフレンドリーつーか精神レベルは一緒(威厳なし)、
一度怒ると烈火のごとくのれんですが、
それほど怖がられてもバカにされてもいません。
怒るっても当たり前のことでしか怒りませんし。



「人が喋ってる時はこっちを見ろ」
「今はお前が喋る時間じゃない。オレが喋る時間だ」
「目上の人には敬語を使え。オレとお前は『友達』じゃねぇ」
「先輩は自分より技術的に下手でも立てろ。オレから見たらお前も下手くそだ」
「後輩の面倒は先輩がみてやれ。お前もそうやってもらったんだ」
「一生懸命やってる奴を笑うな。笑われた奴の気持ちを考えろ」
「先生が見てる時だけ一生懸命なフリしてどうする。それでお前は上手になんのか?」



偉そうですね~w
ぶっちゃけ、意図的に「上下関係」をこさえてます。
そうでもしないと子供たちは無意識に「自分達のレベルに相手を降ろそう」とします。
これは無意識なんでしょうから、特に悪意は無いでしょう。
ただ、大人として媚びてそのレベルに降りてやる事はできません。
正直、恨まれたってへーき♪



れんの役目は「一人前にしてやる事」であって、
「好かれる事」ではありませんからね。
一人前になった人間が自分から離れていこうと、
それはこっちの関知することじゃないですよ。



おっと、書評も書かねばねw



え~、前半部分は非常に面白かったです。
ただし、後半部分は引用多数になりますので勢いが落ちるのは否めない。
それと「 」や( )が多く、文章的に読みづらい…_| ̄|○
これは仕方の無い部分なんですが、もう少し何とか…

|

« 基本はショートケーキ | トップページ | 「あれは…良いものだ」 »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/77612/4432956

この記事へのトラックバック一覧です: 『オレ様化する子どもたち』:

« 基本はショートケーキ | トップページ | 「あれは…良いものだ」 »