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2005/10/24

第315話:『絶対可憐チルドレン 1&2』

4091273718『子供を誘惑するのはやめてくれ。

 授かった力で不幸になったのは
 君がそれを選んだからだ!!

 それだけの力を持っていながら、
 情けない事を言うなッ!!
 
君はなんにでもなれたし、
 どこへでも行けたんだ!!
 この子達の未来を
 自分と一緒にするんじゃない!! 』







お気に入りの漫画家、椎名高志氏待望の新刊( ̄▽ ̄) ニヤ
「一番湯のカナタ」も好きだったのになぁ…
打ち切られるんだもんなぁ…_| ̄|○
その鬱憤晴らしか、今回

『1巻・2巻同時発売』

という暴挙に出ましたねw




今時「エスパー」ものを持ってくるとは…って感じですが
逆に今の世代には手垢が付いていないテーマなのかな?
れんの世代ですと「バビル2世」という
ど真ん中な作品がありましたが。
「黒豹」を見ると「…ロデム?」と言ってしまう世代です。





今作はそれぞれ超絶の能力を持った10歳の女の子3人と
彼女らが所属する政府機関の現場主任(要は子守だ)が主役。
とは言え、流行りの『萌え』には背を向けるその意気や良し!!w
ま、椎名氏の描く女性はそりゃーもー
現実に目の前にいたら「金払わなきゃ!」って感じなので
そのタッチで少女を描いたらエライこっちゃ。
所属機関名が「バベル」なのは…狙ってるだろ?w




異能を持った人間がつまはじきにされるのは
古今東西変わらぬ悲しき人間の業。
今回の3人も表面上はムチャクチャですが
内心で周囲に溶け込めない疎外感を抱えています。




冒頭の台詞は彼女らをまとめる主任が
超能力を悪用した犯罪者に向かって言った言葉。




「強力なエスパーは普通の人間にはジャマ者だ!
 能力が強いほど俺達の居場所は限られてるんだよ!」




"俺たちは同じ身の上だろ" と
取り押さえた彼女らに向かって同情を請う犯人に対し
決然と言い放った台詞。
椎名氏はこういう台詞をちりばめるので好きなのですよ。




きちんと「大人の目」から見た子供たちと、
「子供から見た」大人を書き分けられる作品は好きですね。
今後に期待です。

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