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2005/11/18

第335話:道場日記

久しぶりの道場な訳ですが、いまだ「ずびずび、けほけほ」な状態。
まー寝てても良くはならんでしょうしね…
道場に入るなり「あ!れんせんせー久しぶり!」
と子供たちから声が掛かりました。うむ、すまぬな。




最近の子供たちはむちゃくちゃ体硬いのですが
最近新入門してきた子供たちも例外に非ず。
ただ、「こいつら偉いなー」と思うのは
きっちり柔らかくなって来ている事です。
きっと家でも柔軟やっているのでしょう。
(道場で週数回ではああはならない)
うむうむ、良いぞ。




「体力が落ちてる」「生気がない」など
最近の子供たちについての否定的な意見を耳にしますが
こーゆーのを目の当たりにしますと
それは子供たちのせいではなく、
『身体を使って遊ぶ環境を無くしてしまった社会のせいだなぁ』
と感じたりするわけです。
公園行ってもボール使っちゃ駄目とか、
まぁイロイロと制約が多い世の中になりましたし
「原っぱ」なんぞ絶滅しましたからねぇ…




子供たちは別に「活力無くなった」なんて事は無いと思いますよ。
練習始まる前は遊びまくってますからねぇ。
ちゃんと学年関係なくやってますわ。
ま、遊ぶようにボール買ってきて置いておく俺もどうかとw




面白いのは女の子。
年長の子からすると、
自分より小さい女の子が可愛くて仕方ないようで
よく面倒みてますよ。
小さい方も心得たもので(?)、ちゃんと甘えてる。
「…よくできているなぁ」と感心しますな。




よく「最近の子は並べない、人の話を聞けない」
などと言いますし、実際入門してきてしばらくはそうなんですが
半年もすれば小学校1、2年生でも黙って立って、
俺のつまらん話聞いてますよ。
5、6年生だと「口の利き方知らんガキ」も入ってきますが
同様に半年程度で「タメ口」は一切無くなりますね。
これは師匠やれんの指導力とかそーゆーのではなく
「それが当たり前の空気」を維持しているからです。




特に厳しい事もしませんし、殴ったりもしません。
現にれんなどは「仲間」と思われてるフシすらありますがw
それでも言う事聞いてくれるのは
「先輩がきちんとしているから」です。
子供たちの中でも古株の子達はきちんとしていて
時々「うるさいぞ!先生の話聞け!」とかやるわけです。
(その場合、怒られた方は先生に怒られるよりマシ、
 怒った方にはこちらから「ありがとう、助かるよ」
 と言っておけば「えへん♪」となる。
 こちらもあえて怒らなくて済むので気分も良いし手も掛からない。
 『三方一両得』が成立するのですな。)




古株ほど師匠やれんの前に来るときちんと礼をするし
言葉遣いもしっかりしている。
そうなると、年少組は
「あ~、こういうものなのか」
と思うのでしょう。
ごく自然に、脈々とこの空気は受け継がれてますよね。




ですので、どこかでこれを崩してしまうともう大変でしょう。
れんの力だけでは戻せないでしょうな。
「タガは絶対に緩ませられない」理由がそこにあります。
逆に言うと「維持できてれば十分」なので
そこだけ気をつければ良いのは楽ちんですね。
「伝統」などという肩肘張ったものではありませんが
お互いにとって適度な緊張感はむしろ居心地良いなぁと思うのです。

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