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2005/12/26

第361話:『パンプキン・シザーズ』 既刊4巻

4063720578
岩永亮太郎
講談社コミックス 既刊4巻






奴らは 蒼い鬼火と共にやって来る

たとえその瞳を灼かれても
たとえその腕をもがれても

奴らは 決して歩みを止めない

"死沼に誘う鬼火(ウィル・オー・ウィスプ)"に導かれるまま
"保身なき零距離射撃"を敢行する

生を棄てた足音
死を産み散らす銃爪

"901" 対戦車猟兵部隊
『命を無視された兵隊(ゲシュペンスト・イエーガー)』



昨日:本屋で何の予備知識もなく1巻を表紙買いする
今日:既刊4巻全て手元にある




…ハマったッッッ!




え~と、面白いです。




Amazonから抜粋

出版社/著者からの内容紹介

社会を覆う欺瞞のブ厚い皮を斬り裂き、
腐敗したその実を暴き出す!!
帝国陸軍情報部第3課
通称――Pumpkin Scissors(パンプキン・シザーズ)!!!

それは、“戦災”という名のもう1つの戦争だった…

永きにわたるフロスト共和国との戦乱は、
帝国内各地に深い傷跡を残した。
飢餓、疫病、兵隊の野盗化…。
国土と人心の荒廃によって生まれ落ちた
それら“戦災”を憂慮した帝国軍は、
陸軍情報部内に第3課を設立し、
戦災復興任務に当たらせることとした。
『薄氷の条約』と呼ばれた停戦から3年――。
有形無形の様々な障害を前にして、
陸情3課は未だ戦災復興を成し得ていなかったばかりか、
無意味な書類の山に埋没し、臣民の不満を抑制する
"言い訳(プロパガンダ)"部隊だと嘲弄される日々…。

だが、それでも任務を果たそうと邁進する彼らに対し、
ある日、ひとりの男が助力を申し出る。
それは、焼硬鋼(ブルースチール)のランタンを腰に提げ、
大重量の単発拳銃を片手で操る、巨漢の復員兵だった…!




絵はまだ荒削りですし、
時々パースが狂ったりするのはご愛嬌ですが、
重厚さと軽妙さが入り混じって「いい味」になってます。




時代で行くと第二次大戦直前って感じの世界観ですね。
「戦車に対して拳銃で零距離射撃」って…無茶にも程があるw
口径13ミリって…50口径(12.7ミリ)より上なんですが…
「だが、それが良い。」
漫画には多少の外連味や荒唐無稽さが無いと窮屈よん。




主人公オーランドの「気弱でぼーっとした」描写と、
(「焼硬鋼のランタンを灯すまで」の彼ですがね。灯したが最後…)
貴族のお嬢様、特情3課隊長マリア少尉の対比が実に良い。
目的を見失った「存在しない部隊」の生き残りと
清廉潔白で気丈な貴族のお嬢さん。
マリア少尉の真っ直ぐさは見ていて実にスカッとします。
そりゃーオーランドでなくても「何か」を見つけ出せそうです。




「特殊部隊の生き残り」「実験部隊」というと
れんの世代では『装甲騎兵ボトムズ』を連想したりしますな。
特にサイドストーリーとしてあった『機甲猟兵メロウリンク』
を思い出すのですが…w
対A・Tライフル一丁で…ってあたりも。




ところで、




この『装甲騎兵ボトムズ』の主題歌は『炎のさだめ』とゆー曲。
これがもう渋いのなんの…
戦争が終わって引き上げてきた兵士の、
「明日を見失った気分」を見事に歌っている名曲なのですが
これを歌っていた「TETSU」さんは
かの織田哲郎さんというのは有名ですよね~
 
 
 

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