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2006/07/22

第447話:道場日記~理論編~

ぜぇ、ぜぇ…
いやぁ、この歳で高校生あたりとマトモに闘り合いますと
体力がせつねー…





これがまぁ試合とか真剣とかなら
瞬時に終わらせられる場合もありますので、
(こちらがその気なら1発KOも出来ます)
手抜きもできましょうが、稽古だとキツイですな…(;´Д`)





さて、れんは折につけ
「『速さ』と『迅さ』は違うんだっ!」
と言ってきましたが、
「それって何が違うのん?」
と言う話になりますので、少し解説しておきましょう。
最近このブログ、道場生にバレつつありますし…_| ̄|○
(内緒にしとくつもりだったのだが…)
見てたら参考にしたまえ。





れんの認識として、
「速い」あるいは「スピードがある」というのは





『打突部分の最終的到達速度が高い』





という認識でおります。
「パンチやキックの末端速度をスピードガンで計測すると
 時速何キロ、あるいは秒速何メートル出ているか?」
という趣旨です。





それに対して『迅い』という表現を充てる時は





『その動作を起動してから相手に到達するまでの時間が短い』





という意味で字を充てております。
この場合、最終的な速度はあまり気にしておりません。
あくまで「動作起動」⇒「相手にヒット」までの時間が短い場合は
『迅い』と称しております。





お気付きのように、単位が異なります。
「何キロ」で計れるものと「何秒」で計れるもの、という具合。



相手に『破壊力』として伝わるのはどちらかというと『速さ』です。
これは「質量×速度の二乗」という物理学ですので、
実に厳然たるものです。
他に介在する余地はないのです。
(まぁ「衝撃力を計測するのか」「力積を計測するのか」
 でも異なってくるのですが、ここでは置いておきましょう)





では『迅さ』というのは何のために必要か?



れん的には
「相手に当てるため」、そして
「当てた時のダメージが大きい方」という認識でおります。



人間は戦車ではありません。
戦車は無機物の装甲板で囲まれており
何時如何なる時でも防御力は一定です。
(まぁ入射角やらAPFSDS弾なのかHEAT弾かなどで異なるがこの際無視)

人体は有機物です。
装甲防御力は一定ではなく、その時々によって大きく異なります。
相手が筋肉を緊張させて防御力を発揮する前に
有効打撃を叩き込む事が出来るなら、
それは装甲値を上回る攻撃力を手に入れたと同じ事ではないのか?



分かりやすく言えば



「準備が整っていない時に喰らうと痛い」
「予測していない所に喰らうと効く」
「攻撃力を上げるのには素質によって限界があるが、
 『相手の防御力を相対的に落とせば』
 こちらも『相対的攻撃力』を手に入れたと同じ事ではないか?」





という事です。
ぶっちゃけ「不意打ちは効く♪」と言うことなのですが、
かと言って「後ろから殴れ」つー意味ではありませんよwww





れんが言いたいのは




「正面から攻撃しても『不意打ち』と同じ状態を作れ!」




という事なのです。





「相手の予測できないタイミング」
「予想より早く到達する打撃」
「どこに来るか分からない攻撃」




コレが出来るならば、相手が身体的優位に居たとしても
何とか五分にできると考えているのです。
(これすらギリギリです。
 不利な立場の人間が必死に闘うにはコレしかないのです)
 




『護身』において、体重測定や条件の平準化はあり得ません。
のっけから不平等な状態でスタートします。
まさか喧嘩する前に体重計に乗って、
グローブハンデ付ける訳はありますまいwww




『相手が筋肉や意識を緊張させて、
防御力を高める前に叩き込む攻撃』





無くして、体重差や体力差を埋める術は無いと考えているのです。





こう考えた場合、必要なのは



「どれほど予備動作を要しても、最終的な到達速度が速い方」





「威力を多少犠牲にしても、迅速な攻撃か」



と言う方向性になります。
これは良し悪しではなく、選択肢としてどうか?と言う話です。
(れんも『トドメ』として使用するなら威力重視です)




誤解を招きかねないので言っておきますが、
「タイミングが多少ズレても、小学生並みの攻撃ならどーでも良い」
と言う事です。
迅く攻撃をしたいあまり、攻撃力がガタ落ちでは意味がない。
手打ち、腰の入らない蹴りなど、するだけ



『無駄じゃ無駄じゃ』



っつー話です。



予備動作を殺す事によって発生する「代償」である
「威力の低下」を最小限度に留めつつ、
「必倒」の打撃を打ち込めるか?



コレに尽きます。




さ、諸君はこれを意識して稽古してるかな?
「虚」と「実」を意識してますか?
自分が相手の居る場所に立つ必要なんか無いのです。
相手を自分の居る場所に「引きずり下ろす」のが武道ですよ。





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