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2006/08/18

第460話:「からくりサーカス」 43巻


『ぼくも…強くなれる…?』

『うん、きっと。 ぼくよりずっとね!』

Karakuri43_2

藤田和日郎
小学館 少年サンデーコミックス




「オレは…
 いろいろな不幸を見てきた……
 オレに命をゆずって…
 死んでいった奴も大勢いるんだ……
 だから…
 オレ一人が幸せになるわけにゃいかねぇ……」




「バカヤロウ!

 過去は過ぎてしまったんだぞ!
 もう、どうにもできない!
 だけど今はなんとかできるぞ!!
 おまえには幸せにしてやれる人がいるだろォ!!」



「……オレが…
 幸せにできるヤツ……?」



「おまえのリクツだと…
 人間は誰一人、幸せになんてなれない……


 人間がみんな『昔』を背負って、
 『今』を生きなきゃなんないなら、
 この世は幸せになっちゃダメな人間だらけじゃないかァ!!


 今……

 なんだよ…


 今、心で考えろ…
 おまえが幸せにしてやるんだ……
 おまえの幸せのために。


 
 ゆけ、カトウ。

 オレが上がる。
 」




…号泣… ウワァァ━━━━━。゚(゚´Д`゚)゚。━━━━━ン!!!!





「からくりサーカス」最終巻43巻は名台詞だらけなので、
正直選出には迷ったのですが、これは外せん。
という訳で、9年間の「からくり」と「サーカス」の物語、
堂々完結。




藤田漫画は最終巻を読んで、
そのカタルシスに酔うのが王道と思いますが、
何が良いって
最初の伏線やテーマが途中膨らみこそすれ、全くぶれず、
しかも張った全てのネタを回収するその「まとまり感」。
どでかいジグソーパズルが途中苦しみながらも
最後に怒涛の勢いではまっていく快感と申しましょうか…




「あ~、このエピソードのために最初の頃のあの話が…」
くらいならいざ知らず、
1巻で出た台詞が最終巻で…とゆー始末。
脊髄反射で書くような作家さんには無理だな、この芸当は。




1巻裏表紙のアオリ
「三人の運命が交錯する時〝笑顔"の本当の意味が…」
うむ、看板に偽りなしでした。
さ、1巻から読み直すとするかねwww




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コメント

からくりサーカス・・・。
サンデーで最後まで読んだ。

投稿: ウィザード | 2006/08/18 16:18

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